平常心でニュートラルな状態でないと、カウンセリングに支障が出ます。
こんにちは、あなたのお悩み相談員 はぁとの駅ひたちなかの宇津野です。
もし、あなたが相談するカウンセラーが、まったく心乱れず常にニュートラルな状態を保てるタフなマインドの持ち主だったらどうでしょうか?
あるいは、弱みを見せない人だったら?
却って完璧すぎて近寄りがたい感覚を覚えるかもしれません。
もちろん、カウンセリングに当たってはそのように心掛けて雑念や先入観など入り込まないよう心掛けてはいますが、カウンセラーもあなたと同じく、一人の人間として生を受け、育ってきたのです。
うれしいこと楽しいことばかりではなく、辛い出来事や悲しい出来事、腹の立つことも経験し、悩みもしました。
同じ人間として生きてきた経験があるから、ふとした時に心乱れることもあります。
でも、こころに弱みを持つ同じ人間だからこそ、あなたの悩みに・・あなたのこころに寄り添って、ともに問題解決の糸口を探すことができるのです。
傾聴の段階では、決してカウンセラーのほうから「ああしなさい」「こうしなさい」という指図はしません。
あなた自身が、お話しをしていく中でふとなにかに気づくことがあるまで、辛抱強く待ちます。
あなたのお話しの内容がどんなに重たい内容であったとしても です。
ですから、カウンセラーのステートコントロールは重要なんです。
ただひたすら、あなたに共感して聴き続けるには、それだけ努力もしているのです。
このように、傾聴はマイナスの領域からゼロのレベルまで、あなたを引き上げる・・というよりあなた自身が上ってくるための手法です。
時々「ただ話を聴けばいいだけなら誰でもできるでしょう?」と訊かれることもあります。
ただ聴くだけなら・・・って・・・それが難しいんですよ。
話を聴いてると、歯がゆかったり面倒なことだったり、まとまりのない内容だったりしたら、あなたは十中八九、口を挟むでしょ?そしてアドバイスしたり、ぶしつけな質問をして触れられたくない心の中をのぞいたり・・・ついついやってしまいますよね。
まあだいたいこれが一般的な人の反応です。
簡単にステートが乱れて、そのまま相談者にぶつけてしまうわけです。
おそらく、相手のためを思えばこその行為だと思いますが、
せっかく心を許せる相手だと思って相談してくれたのに、これでは心が閉ざされてしまうかもしれません。
カウンセラーは特別な訓練を経ていますから、そうした状況でも心の安定を保ったまま、
あなたのお話を受容しながら聴き続けることができるのです。
そして、そのお話の中から、あなた自身が思いもかけない言葉が出てくる・・・それが、実は問題解決のキーワードだったりします。


カウンセリングとは、そういうことなのです。
話しをするということの効果は、カタルシス効果だけではありません。
しっかり、あなたが問題解決に向かう道を自ら見つけるまでお付き合いします。
だから、料金を払ってでもカウンセラーの元へ話しに来るという方が増えているのです。
カウンセラーも人間ですから、ステートが乱れた状態にもなります。
でも、その状態から短時間で安定を取り戻すこともできるんです。
朝、嫌なことやショックなことがあったとしても、長く引きずりません。
最初のご相談者がいらっしゃるときには確実に「カウンセラーの顔」になっています。
ですから安心して、はぁとの駅ひたちなかの扉を開けてください。
前回のブログでも申しましたが
毎週火曜日、初回相談は無料でお受けしております。
お試し、冷やかしでも結構です。
あなたのご予約をお待ちしています。
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